今回はJREポイントを特急券に交換して、お得に特急列車を利用する方法を紹介したいと思います。
今回使用している金額や交換ポイント数は2023年10月1日時点のJR東日本公式サイト及びJREポイント公式サイトから取得しています。
JREポイントを特急券に交換して利用する場合はチケットレスのみの利用になるので注意して下さい。
また、JREポイントで特急券を交換した際は特急券のみなので別途目的地までの乗車券を購入ください。
新幹線も在来線特急と同様にポイントも交換できるのですが、新幹線をポイントで交換した場合は乗車券とセットなので別途、乗車券などを購入する必要はありません。
JREポイント交換対象の特急列車
JREポイントを使用して乗ることができる特急列車たちは以下の通りです。
- 中央線特急：あずさ・かいじ・富士回遊（富士急行区間は除く）・はちおうじ・おうめ
- 東海道線特急：踊り子・湘南
- 常磐線特急：ひたち・ときわ
- 高崎方面特急：スワローあかぎ・あかぎ
- 成田空港方面：成田エクスプレス
東海道線特急の「サフィール踊り子」はJREポイント交換対象外です。
通常購入時（指定席）とポイント交換の比較
ポイント交換の場合は指定席のみの交換になるので、通常購入（指定席）で比較していきます。
特急料金については豆知識に近い感じなので興味ない方は飛ばして大丈夫です。
特急料金について
最初にちょっとした豆知識みたいなものなのですが、特急券には「A特急料金」と「B特急料金」の２つがあります。
A特急料金の対象は「サフィール踊り子」・「成田エクスプレス」です。
B特急料金の対象は「ひたち」・「ときわ」・「スワローあかぎ」・「あずさ」・「かいじ」・「富士回遊」・「はちおうじ」・「おうめ」・「踊り子」・「湘南」です。
A特急料金もB特急料金も営業距離によって値段が決まります。
この豆知識を頭の超片隅に置いておくと次の表を理解しやすいかもしれないです。
比較
ポイント交換の場合はA特急料金・B特急料金関係なく営業距離「０km〜５０km」・「５１km〜１００km」・「１０１km〜２００km」・「２０１km〜」の４つの区分で必要ポイント数が変わります。
| 営業距離 | A特急料金 | B特急料金 | ポイント交換 | A特急料金 との差 | B特急料金 との差 |
|---|---|---|---|---|---|
| ０km以上 | 1,290円 | 1,050円 | 460ポイント | 830 | 590 |
| ５１km以上 | 1,730円 | 1,480円 | 720ポイント | 1,010 | 760 |
| １０１km以上 | 2,390円 | 1,890円 | 1,280ポイント | 1,110 | 610 |
| １５１km以上 | 2,730円 | 2,290円 | 1,280ポイント | 1,070 | |
| ２０１km以上 | 2,950円 | 2,510円 | 1,940ポイント | 570 | |
| ３０１km以上 | 3,170円 | 2,730円 | 1,940ポイント | 790 | |
| ４０１km以上 | 3,490円 | 3,070円 | 1,940ポイント | ||
| ６０１km以上 | 3,830円 | 3,070円 | 1,940ポイント |
取り消し線があるものはポイント交換対象の特急に営業距離が存在しないものです。
A特急料金の場合、成田エクスプレスの八王子駅〜成田空港駅の133.7kmが最大営業距離です。
B特急料金の場合、常磐線特急ひたちの品川駅〜仙台駅の373.9kmが最大営業距離です。
A特急料金（成田エクスプレス）をポイントで利用する場合は八王子駅〜成田空港駅を利用するのが一番お得に利用できます。
B特急料金をポイントで利用する場合は営業距離101km〜200kmが一番お得に利用することができます。
交換方法などはJREポイントの公式サイトをご覧ください。
今回はJREポイントで利用する方法をまとめてみました。
JREポイントの場合は繁忙期などの概念がないので、繁忙期に利用するとより一層お得に利用できます。
1ポイント1円と考えたら1,000円以上もお得になる特急もあるので、もしJREポイントが余っている方は参考にしてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました！
良き、鉄道旅を！
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